観光ツアーにめんそーれ


備瀬のフク木並木

沖縄にいくならぜひ訪れたい、「備瀬のフク木並木」。フク木の防風林に囲まれた一帯で、「美ら海水族館」から車で10分ほどという距離ですが、閑静な民家群であり絶景のマリンスポットでもあります。

並木内の民宿に宿を取り、朝から晩まで海に繰り出しましょう。宿に昼食を頼み、車も置いて崎の突端にある小ぶりの海水浴場に向かいます。地形的に三方向のパノラマを堪能でき、太陽の運行を全て目にでき、潮の干満が眼前で繰り広げられる、まれに見るビーチです。石灰質の岩棚がむき出しになって足場となっているので、装備や荷物が砂まみれになることがなく大変快適な海水浴ができます。海中は浅い中にときどきちょっとした深みがあり、もうそこは美しい熱帯魚のひらめく別世界。泳げない小さなお子さまでも、大人の方と一緒に浮き輪で浮いていられます。シュノーケルもできますが足場に事欠かないため、素の呼吸でふつうの水泳ゴーグル越しに、浮きながらこのちょっとした深みを覗きこんでいるだけでも大満足。水遊びに疲れたら、フク木並木の日陰で日焼けの肌を休めるのもよいでしょう。

大変静かな集落ですので、足音に耳をすませてゆっくり歩いているとフク木の葉擦れも聞こえます。牛車で散策できるのも名物の一つですし、このエリア用にレンタサイクルもあります。どんな年代の方にもきっと心に響くものがある隠れスポット、「備瀬のフク木並木」をぜひ訪れてみてください。

壺屋やちむん通り

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やむちんとは、そもそも沖縄の言葉で「焼き物」のことを指します。今からおよそ330年程前、琉球王国政府は、各地にバラバラに点在していたかつての陶工達を那覇の壺屋に集め、陶工の養成および陶器産業の発展に力を注いだことがその歴史の始まりと言われています。

その後、第二次世界大戦が終了してまもなく、当時那覇市内全域が米軍に制圧されていた最中、この地は復興に必要とされる資材を作るという名目において真っ先に解放されました。このことからこの地は戦後沖縄の復興のシンボルともなっています。
さらに現在では40の店舗が販売を行うとともに、およそ20の工房が「壺屋焼」を焼き続けています。ちなみに壺屋やちむん通りの全長は約390mにも及んでいます。

また毎年文化の日近辺になると「壺屋やちむん通り祭り」が開催されます。壺屋をはじめ、壺屋やちむん通り会の各店舗において割引販売が実施される他、ロクロの無料体験、路上パフォーマンス「道ジュネー」、実際に壺屋焼きの器で食事をいただく「マーサムン」、さらに窯元やこれまでの歴史を探索する「壺屋まーい」、などイベントが盛りだくさんです。なお11月3日には那覇市立壺屋焼物博物館が無料で開放されます。

平和記念公園

太平洋戦争末期の1945年3月、沖縄は米軍による侵略を受け、以来6月23日に日本軍による組織的戦闘が終結されるまで、90日余にわたり激しい戦闘がくりひろげられました。それは山河がすっかりかたちを変えてしまうほどの未曽有の地上戦であり、県民の4人に1人が命を落としました。この惨劇の恐ろしさ、平和であることの大切さを後世に伝承してゆく目的で、平和祈念公園は建設されました。公園内には12mにも及ぶ平和祈念像が安置されている沖縄平和祈念堂、軍人、民間人問わず沖縄戦における全戦没者の氏名が刻まれた平和の礎、戦没者の遺骨を納めた国立沖縄戦没者墓苑、そして平和学習や戦争研究の拠点となっている沖縄県平和祈念資料館等があり、国内外の観光客、慰霊団、修学旅行生の平和学習の場として、また県民の休日の憩いの場、として利用されています。平和祈念公園及び周辺戦跡について、より深く正確な知識を得たい場合は、「沖縄平和祈念資料館友の会」による有料の公園ガイドを申し込むこともできます。
時の経過と共に世代交代が進み、戦争経験者が少なくなっている昨今、このように戦争を証言し、平和の尊さを伝える平和祈念公園の存在意義は、年々高まっています。

御菓子御殿

御菓子のポルシェというと何のことやらと思う方も多いですが、御菓子のポルシェという会社が運営する御菓子御殿といえば、沖縄を知る方の殆どはご存知なのではないでしょうか。

元祖紅いもタルトをはじめ、紅いもロールや塩胡麻しんすこうなど沖縄土産の定番の御菓子を製造販売しているショップです。とりわけ、国際通りの県庁前近くのお店や、那覇空港内の支店、それに恩納村の国道58号線沿いの琉球の門とその奥には首里城を想わせる朱色の御殿の造りをしている恩納店のどれかには、沖縄旅行をされた方だと必ず立ち寄られた経験があることでしょう。

ただ、意外にも訪れないのが読谷村にある本店です。残派岬の手前のさとうきび畑の真ん中にぽつんと立っているだけに、また国道などの主要幹線から離れているだけに、目立たない存在です。ただここは工房もかねており、そこで作られたできたての御菓子御殿ご自慢のスィーツが販売されています。無論、ここだけしか売られていない本店限定のメニューも置かれているのです。それと、とくにおすすめは隣接する直営レストランの花笠です。沖縄そばを自家製麺しており、とくにおすすめのメニューが紅いもつけ麺です。紅いもを混ぜた蕎麦のもり蕎麦なのですが、甘い風味の紅いもそばとかつおが利いた出汁がとてもよくあう逸品です。

青の洞窟

xf0035000430wイタリアのカプリ島にある青の洞窟。あまりにも美しいため、世界中の観光客が集まる人気のスポットとなっています。しかし、イタリアにも負けない青の洞窟が日本にもあるんです。

日本にある青の洞窟は、沖縄本島の恩納村真栄田岬にある洞窟を指しています。地元ではダイビングスポットの1つとして人気を博しているんですよ。

洞窟の入り口から太陽光が差し込み、透明度の高い海水を通過して海底で反射した光が暗い洞窟内の海水面から抜け、それが海底からのライトアップ効果を生み、入り口付近の海水を青い光で満たす仕組みになっていて、洞窟全体が青く染まるため、青の洞窟と呼ばれています。朝・昼・晩と時間によって洞窟内の青色にも変化があるので、いつ見に行っても新たな感動が生まれるはずです。

洞窟は崖の下にあり、単独で遊泳するには危険です。そのため、地形を熟知した地元の方や近隣のダイビングショップなどに案内を依頼するのが良いでしょう。また、逆にダイビングが趣味の方であればダイビング求人に応募してみてはいかがでしょうか(もちろん仕事ですからダイビング以外の業務もありますけどね)。

そんな青の洞窟の体験ツアー、せっかく沖縄に行くのであれば体験したくありませんか。貸切ガイドのツアーであれば、家族やカップル、友達などのグループだけで青の洞窟を楽しむ事が出来ますよ。グループでボートに乗り、青の洞窟まで向かいます。港から出航して10分弱で青の洞窟前に到着するので、船酔いなどの心配もありません。

青の洞窟に入り、1番奥を目指します。奥に着いて振り返った時のキラキラとした青を見れば、きっとその美しさに息を飲んでしまうでしょう。写真で見ていても綺麗ですが、実物は段違いですよね。写真を撮ったり、その美しさを目に焼き付けて楽しめば、きっと体験ツアーをやって良かったと思えるはずです。